2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年を振り返り

今日で2015年も終わります。 わたし個人の今年一年を振り返るなら、なによりも山形県酒田市での開拓伝道の8年半の働きを終えて、東京の花小金井教会の牧師として働き始めることになるという、大きな変化の年でした。生活の現場も、環境も、働きの内容も、大…

愛の言葉として

今日の黙想 箴言1章「いつまで 浅はかな者は浅はかであることに愛着をもち 不遜な者は不遜であることを好み 愚か者は知ることをいとうのか。 立ち返って、わたしの懲らしめを受け入れるなら 見よ、わたしの霊をあなたたちに注ぎ わたしの言葉を示そう」22節…

2015年最後の夕拝メッセージ

昨日が今年最後の日曜日の礼拝。午後は浦和にまで行き、夜に帰ってきて夕礼拝正直、夜の礼拝はお休みにしてもいいんじゃないかと思っていたのだけど、そんな時に限って、初めて集会に来られる方がいるものなんですね。昨日も、そんな方がおられて、ちゃんと…

口にすること

今日の黙想 詩編145編 「わたしの口は主を賛美します。 すべて肉なるものは 世々限りなく聖なる御名をたたえます」21節特に、この詩編145編のような、力強い賛美の詩編の言葉を、自分の口で読んでみると、普段、いかに自分は、このような言葉、神様への賛美…

クリスマス・イブは教会へ

どうぞ

「素直さ」という資産

「素直さ」、「教えられやすさ」は、実に大きな資産です。それさえもっているなら、人生の先輩が、高いお金と貴重な時間を費やして得た、知恵や悟りを、無料でいただくことができるからです。

仕事において、

「自分は食べていけるのか」と考え、恐れているのではなく「誰を助けることができるか」と、まず考え、行動するなら自分の生活に必要なものは、ちゃんとあたえられるものなのです。 マタイによる福音書6章31節〜 「だから、『何を食べようか』『何を飲もうか…

はじめに神ありき

今日の黙想 詩編144編「主よ、人間とは何ものなのでしょう あなたがこれに親しまれるとは 人の子とはなにものなのでしょう あなたが思いやってくださるとは」3節詩編は、イスラエルの民の信仰の歌であるけれども、その信仰とは、あきらかに、自民族のための…

自由

会社や組織やお金に縛られずに自由でいたいならそこをやめても、やっていける人間関係とスキルという資産を作っておくことですそのためにも「恐れるな」と呼びかけ続けてくださる、命と目的と愛を与えた、すべての価値の源天の親との関係を大切にすることで…

甘えと依存

誰かが悪いと責めているのは、甘えと依存です自分が何をしたいのか、何をすべきなのかがわかっていないので誰かのせいにしたいのです

あこがれているのです

今日の黙想 詩編143編 「朝にはどうか、聞かせてください。 あなたの慈しみについて あなたにわたしは依り頼みます。 行くべき道を教えてください あなたに、わたしの魂はあこがれているのです」8節不安な夜をすごしても、 朝の光が差し込んだなら、 「あな…

今日の黙想 詩編142編「わたしの霊がなえ果てているとき わたしがどのような道に行こうとするか あなたはご存知です その道を行けば そこには罠が仕掛けられています」4節142編は嘆きの詩編 苦しみの中にある時に、主に叫び訴えることが歌われる。その苦しみ…

オープンチャーチ

今年のクリスマスの初めての試み オープンチャーチただ礼拝堂を暗くして、ろうそくをともしているだけのところに、今日は、仕事帰りらしい、女性が一人こられて、20分くらい礼拝堂の椅子に静かに座られていました。いろいろあった一日、家路に帰るその途中、…

「喜びの知らせ クリスマス」(2015年12月20日 花小金井キリスト教会 クリスマス主日礼拝 メッセージ)

ルカによる福音書2章1節〜20節クリスマス おめでとうございます。今年はなぜか、「ハロウィン」が異常に盛り上がり、あのお祭り騒ぎに比べると、今年の「クリスマス」は、とても落ち着いた雰囲気に感じているのは、私だけでしょうか。そもそも、最初のクリス…

今日は、教会の子どもクリスマス会。 牧師の私は、ゲームと賛美歌の伴奏担当。 当日一体何人くらいの、何歳くらいの子供たちがやってくるのかわからないまま、ゲームを考えるのは、なかなか難しいんですよ。小さい子から、大きい子まで、一緒に楽しく過ごす…

知られている平安

今日の黙想 詩編139編「主よ、あなたはわたしを究め わたしをしっておられる」1節自分のことは自分がよく知っていると、「思い込んでいる」ものしかし、自分でも自分の本心を欺く、「自己欺瞞」や、出来事の解釈を、自分に都合のいいようにしてしまう、「作…

右の手

今日の黙想 詩篇138編「わたしが苦難の中を歩いている時にも 敵の怒りに遭っているときにも わたしに命を得させてください 御手を遣わし、右の御手でお救い下さい」7節右の御手という表現は、ほかの箇所にもあるのか調べると、 「今、わたしは知った 主は油注…

プライドのありか

今日の黙想 詩編137編「どうして歌うことができようか 主のための歌を、異境の地で」4節ユダの民が、捕囚の地バビロンで歌った嘆きの歌。大国バビロンに連れ去られ、奴隷のような立場で蔑まれたであろうユダの民。 「わたしたちを嘲る民が、楽しもうとして …

想起せよ

今日の黙想 詩篇136編「低くされたわたしたちを 御心に留めた方に感謝せよ 慈しみはとこしえに」23節136編は神が導かれてきた、イスラエルの歴史の一つ一つを想起して感謝をささげている詩篇信仰者にとって、「想起」し感謝することは、大切なことだと思う。…

「主の言葉は実現する」(2015年12月13日花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書1章26節〜45節 主を待ち望む、アドベントの三つ目のろうそくに火が灯りました。いよいよクリスマスがやってきます。救い主を待つ。それは、今を生きる私たちにとっては、恐れと暴力と罪にまみれた世界が、完全に救われる。救いの完成を待ち…

平和を実現する神からの露

今日の黙想 詩編133編「見よ、兄弟が共に座っている。 なんという恵み、なんという喜び」1節 この言葉は、私自身、とても大切にしていることば。この詩編を歌った人が、どういう状況から、この言葉を語ったのかは、はっきりわからない。しかし人と人とが、同…

「自己否定」と「自己卑下」

「自己否定」は、自分で自分を責めたり、変えようとすることではないんですね。むしろ、命を与えてくださった神から離れ、自分は神と無関係に生きていけると思いあがって膨らんだ「自己(エゴ)」を悲しみ、神に心を向ける、悔い改める。そんな謙遜さが「自…

ここにもクリスマスが

今日の黙想 詩篇132編「ダビデのために一つの角をそこに芽生えさせる。 わたしが油注いだ者のために一つの灯を備える」17節132編はダビデの王権が受け継がれていくことが願われているし、約束されている。「主はダビデに誓われました。 それはまこと あなた…

神の救いに気づくために

今日の黙想 詩篇131編主よ、わたしの心は驕っていません。 わたしの目は高くを見ていません。大き過ぎることを わたしの及ばぬ驚くべきことを、追い求めません。」1節 クリスマスが近づくと、町は賑やかな雰囲気になる。きらびやかなイメージ。歌やケーキ。…

自然体で

あるブログから 誰もが、あなたに変わってほしいと思っています。上司は、あなたにもっと生産的になってほしいと思っています。(中略)クレジットカードの会社は、あなたがもっと借金を作ればいいと思っています。テレビ局は、あなたがもっとテレビを見れば…

今何が必要ですか

お金は「価値」そのものではないんです。 「価値」とはその人にとっての「必要」のことだから。 飢えている人には、ポルシェよりも、おにぎりの方が、「価値」があるんです。おにぎりの方が「必要」だから。お金は、その人にとっての「必要」と交換して、初…

正しい方への懇願

今日の黙想 詩編129編イスラエルを苦しめる者たちが祝福されないようにと歌われる詩編直接、人対人が対決しているのではなく、主を意識し、主への懇願として語られていることが重要。「主は正しい。主に逆らう者の束縛を断ち切ってくださる」4節正しきことを…

「海難1890」を観て

前半は、後のトルコ共和国、オスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が台風のなか座礁、大破した出来事。海に投げ出された乗組員の500名以上が命を落とす中、島に流れ着いた乗組員の究明の救助に尽くした、貧しい漁師たちと元紀州藩士の医師田…

「黙して待つ」(2015年12月6日花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書1章5節〜25節礼拝の最初、こどもたちによって、ふたつめのアドベントクランツが灯りました。 クリスマスを待ち望む、アドベントの第二週目です。皆さんは、最近、何かをじっと待つ、という経験をなさったでしょうか 必要なものがあれば、す…

主の業としてください

今日の黙想 詩篇127編「主御自身が建ててくださるのでなければ/家を建てる人の労苦はむなしい。 主御自身が守ってくださるのでなければ/町を守る人が目覚めているのもむなしい。」1節人は様々なことを行っているけれども、主がともに働いてくださらなけれ…