2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
わたしはあまりテレビを観ないのです。観るとしても「いま、あえてこの情報を流すことの意図」はなにか、と批判的に見るようにしています。扇動されないためです。 特にいま、テレビでは繰り返し北朝鮮に関する報道がなされ、特に「ミサイルが飛んでくる」と…
その人の最後がどういう終わり方であったとしても、その人が確かに地上を生きた、というかけがえのない存在の価値は、1ミリも変わらないのです。病気でも、老衰でも、事故でも、災害でも、戦争でも自死でも、十字架刑でも・・・
ローマ1章8節〜15節朝の教会学校と同じ聖書箇所から、夕礼拝もみ言葉に聴いています。 ローマの手紙をしばらく読み進めていきますけれども、今日はその一番最初の部分です。教会学校では1節から読みましたけれども、夕礼拝では8節からにしました。 この手紙…
ルカによる福音書24章13節-35節 こんなことになってしまって、もうこの国も、そしてわたしたちも、おしまいではないか。きっと、そんな深い失望と、未来へのいいようのない不安を感じながら、エルサレムから逃げるようにして、エマオへと歩く、主イエスの二…
私たちは過去の出来事や、未来に起こるかもしれないことに、絶えず心が乱されるものです。人は「いま、ここに」しか生きられないのに、わたしたちの心が、過去の悲しみや未来の不安に乱されている間は「いま、ここに」生きることに心を集中することはできま…
人間は一人では生きられず、仲間を必要とするのだけれど 努力もいらず、一番手っ取り早く簡単に仲間を作れるのは、共通の敵を作ることなんだよね。 だれかをいじめたり、批判したり、陰口をいう仲間は、実に簡単に、だれにでも作れるわけです。 でも、それは…
辛い気持ちを話す人の言葉を聞きながら、つい、「自分も昔そういうことがあった」とか「そういう経験の人を知っている」とか慰めや共感するつもりで、その人が話し出してしまうことがあるけれども、それは、いま辛い感情を吐き出さなければならない人にとっ…
マタイ28章1節〜10節イエスさまが十字架の上で亡くなったのが金曜日の午後3時頃。通常は、十字架につけられて、亡くなるまで、何日もかかり、徐々に衰弱して亡くなっていくのだそうですが、イエスさまは短い時間で亡くなっています。最後に大声で叫ばれたと…
ルカによる福音書24章1節〜12節 今、イオンという、大きなデパートにいくと、「イースター」の大イベントをやっているのだそうです。 あの、ディズニーランドでは、「ディズニー・イースター」というイベント中です。ウサギの耳をつけた、タマゴのキャラクタ…
人生や人間関係に、傷はつきものだけれどその傷の経験が、深い共感や優しさという、誰かを癒す薬にもなれば苦々しさや怒りという、誰かを傷つける、毒にもなります。生きていれば、さけようのない傷をだれかを癒す薬にするか、傷つける毒にするかは誰にも縛…
いつかはこの日が来るとは思っていたけれども、11日(火)に父が亡くなり、13日(木)家族と親しい人のみで、天におくりました。享年77歳。いろいろあった父でしたが、最後は息子のわたしが喪主として、牧師として父を送ることができ、感謝しています。 お別…
マタイ27章45節〜56節 ロビーに飾られた受難の絵画。どうでしょうか。 朝の礼拝でも申し上げましたが、大きな絵のほうは、画家でクリスチャンのKさんという、Nさんの絵の師匠が書かれた作品ですね。小さいほうは、キリスト教のなかでは著名な画家、田中忠雄…
今朝、教会に来られて、ロビーの雰囲気が違っていて、驚かれた方もおられるでしょうか。主イエスの受難を覚える意味で、クリスチャンの画家の方から、絵画をお借りして、受難週の間、飾らせていただくことになりました。 初めての試みでもありますし、とくに…
どんな組織も、最終段階になると10年後にやってくる課題を、ちゃんと見据えられなくなり目先の問題に絆創膏を貼るだけの対処をするようになるんだよね。やがて、絆創膏では、どうにも維持ができなくなって、その困難が、むしろ変化のためのエネルギーとなり…
受難週の一週間。主イエスの受難を覚える意味で、受難にまつわる絵画をお借りし、教会ロビーに展示します。花小金井キリスト教会 http://hanakoganei-church.com/
仕事でも組織でも教会でも、毎年ルーティーンで活動をまわしていると、視野が狭くなり、盲点(スコトーマ)ができるんですよ。自分は見えているつもりで、見えなくなっている部分が必ずあるわけです。だから、自分には見えなくなっているところがあるのだ、…
マタイによる福音書26章36節〜46節 4月になりました。新年度ですね。 私たちの教会の、新しい年度のテーマ、主題は、なんだったかご存じですか。「主にあって、互いに語り祈り合おう」です。特に、祈り合うという言葉が、例年とは違う新しいポイントだと、わ…
ルカによる福音書23章13節〜25節 礼拝のなかで2年間に渡り、読み進んできたルカによる福音書も、いよいよクライマックスです。今日の聖書の箇所は、重い内容ですから、立ち止まらず、さっと読み過ごしてしまいたいと、そういう思いも湧き上がるかもしれませ…