2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「主よきてください」(2016年5月29日 花小金井キリスト教会 夕礼拝メッセージ)

聖書教育のカリキュラムにそって、黙示録を7回にわたって読んできました。本当は9回だったのですけれども、2回はTさんにメッセージしていただきましたので7回です。振り返ってみて、中間部分の破壊的な描写のところは、あまり取り上げられなかったですね。む…

「恐れなくていい」(2016年5月29日 花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

今日も、聖霊に導かれて、一人ひとりが、この礼拝へと集うことが許されました。2000年も前に、この地上を歩まれたイエス様と、復活し、今も生きておられるイエス様と、今日、この礼拝の現場で、聖霊によってわたしたちは新たに出会います。いや、すでに道に…

「恐怖の論理から逃れ」(2016年5月29日週報巻頭言) 牧師 藤井秀一

27日の広島でのオバマ大統領のスピーチを、みなさんさまざまな思いを抱きつつ聞かれたと思います。むろん一国の大統領が、自国の利益の計算なしに動くことはないでしょう。しかし今だアメリカ国内の約半数の国論が「戦争を終結させるために、核使用は仕方な…

受け身であること

今、毎週の朝の礼拝でのメッセージでは、ルカの福音書を順番に読みすすんでメッセージをしています。 夜の礼拝では、聖書教育のカリキュラムにそって、聖書を読んでいます。 それは、まず、毎週毎週、「メッセージの聖書個所を選ばなくて楽」ということが、…

「命の書」(2016年5月22日夕礼拝メッセージ)

黙示録20章7節〜15節 朝の教会学校と同じ個所からメッセージを語ることにしたので、黙示録からのメッセージをしているわけですけれども、そうでもなければ、なかなか黙示録からメッセージを語ろうとはしなかっただろうなぁと、いうのが正直な気持ちです。解…

「自分を通過」(2016年5月24日週報巻頭言)

「神の風景」(藤木正三 著)に「自分を通過」という断想があります。 「神を信じるという人が神を信じているわけではありません。 神に生かされている人が神を信じているのです。そして、神に生かされている人は神について語らないで、神に生かされている自…

「人の外側と内側」(2016年5月22日花小金井キリスト教会 主日礼拝メッセージ)

ルカ11章37節〜44節 今日も主の招きに応えて、ここに体を運ぶことができました。感謝です。 そして、今、ここに体を運ぶことのできなかった、花小金井教会の一人ひとりのためにも、主の導きと祝福を、わたしたちは祈ります。 先週の日曜日の午後は、女性グル…

「ハレルヤ 神を礼拝せよ」(2016年5月15日花小金井キリスト教会 夕礼拝)

黙示録19章1節〜10節夕礼拝では、朝の教会学校と同じ聖書個所からメッセージしていますけれども、黙示録もいよいよ大詰めです。ここに至るまで、さまざまな災いが地上にもたらされていく描写が続いてきて、いよいよ18章で大バビロンとたとえられている、強大…

「不思議な仲間」(2016年5月15日花小金井キリスト教会ペンテコステ主日礼拝メッセージ)

使徒言行録2章1節〜11節 おはようございます。 さわやかな朝です。今日もみなさんとこの場で、共に命を与えてくださった神様を礼拝できる不思議さ、ありがたさに、感謝です。今朝、急にある事情で、近くのある仏教系の教会にいく用事があったんです。日曜日…

「平和のつくりかた」(2016年5月15日週報巻頭言)

バプテスト連盟「平和宣言推進プロジェクト」が最近発行した、「平和のつくりかた」というブックレットに、このような文章がありました。紹介いたします。 「・・・対話は、自分の思っていることを相手に伝え、また相手の思いや考えを聞くことです。そうした…

自分もあなたも活き活き

自分を大切にしないひとは、他人のことも大切にできないんだよね。自分を犠牲にして、隣人を大切にすることが、美徳のように思われているけれど、その自分だって、他者から見れば、大切にされるべき、隣人であるわけだから。問題なのは、「自分だけ」を大切に…

しらないこと、わからないことだらけ

人間の認識能力には限界があるので、実はわかっているようでいて、わからないことだらけなんです。今や、インターネットや携帯電話で、世界中の情報を認識できるようになったようだけれども、実は、隣の家の人が、今なにをしているのか、何を考えているかさ…

ハードルをさげるトランポリン

運動すると、エンドルフィンという、脳を鎮静させる物質が出るのだそうです。ストレスや鬱に、運動はとても効果的な対処法の1つ。ダラダラ長くする必要はなく、数分でもいいから、心拍数をあげてあげればいいみたい。しかし、運動は始めるまでがハードルが高…

キリスト教のダイナミズム

宗教には、頑張れば正しいものと認めてもらえる宗教と頑張っても、正しいと認めてはもらえない宗教があって、キリスト教はその後者なんですね。なんといっても、「あなたの敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」がイエス・キリストの教えなのですから。…

葛藤というブレーキ

すでに自衛隊という軍事力があるのだから、 憲法9条を実態に合わせて、自衛のための軍隊を規定したら、 という意見もあるでしょう。 9条のような理想主義では、結局現実には、解釈、解釈で骨抜きになり、 暴走を食い止められないじゃないかと。 ごもっともで…

「主イエスの言葉との葛藤」(2016年5月10日 週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

私は20代を自衛官として生きました。それは当初、音楽隊に入って好きな音楽で生きていきたいという、あこがれからでした。 憲法9条と自衛隊の微妙な関係について、その頃はあまり考えたことはありませんでした。「音楽をするために自衛隊に入ったのだ」と…

礼拝研修会でひとつ確認したこと

礼拝について問うこと、考えること、語り合うことを、やめないことやめれば、礼拝は自明化し、文化的にも、形態的にも固定化、儀式化し、活き活きとした命を失っていくから礼拝は神の霊の風が自由に吹く現場であることを、わすれないこと。

天城山荘と藤棚

3日の夕方から、静岡県湯ヶ島の、天城山荘にきています。「全国礼拝音楽研修会」のスタッフとしてです。とても充実した時間をすごしています。 この時期に、天城山荘に来るのは初めて天城山荘と藤棚のショットは、この時期限定です

「あなた方の中にある光」(2016年5月1日花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

今日から5月になりました。教会のハナミズキの花も、もう散ってしまいましたね。昨日は召天者墓前礼拝で、大型バスで、富士霊園まで行ってきました。途中、美しい富士山が見えた時には、思わず皆さん、賛美歌ではなくて、富士山の歌を歌い始められて、富士山…