2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「神は厳しい方なのか」(2017年1月29日花小金井キリスト教会 主日礼拝 メッセージ )

ルカによる福音書19章11節〜27節 主イエスのたとえ話のではありますけれど、「あの敵どもを、ここに引き出して、わたしの目の前で打ち殺せ」という言葉のあとに、ここに出てきてなにかをかたるのは、正直緊張するんですよ。 先週の礼拝は、徴税人ザアカイの…

「クリスチャンシオニズム」

神がアブラハムと結んだ契約に基づき、地上の「エルサレム」がアブラハムの子孫に永久の所有として与えられたという教理を「クリスチャンシオニズム」と言います。 この教理を信じるクリスチャンはごく一部だと思いますが、米国の福音派の一部では熱心に信じ…

「今日救いが訪れた」(2017年1月22日 花小金井キリスト教会 主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書19章1節〜10節 今日も、もう、二度とめぐってこないこの日の礼拝を、ご一緒に捧げられることを、主に感謝いたします。 この場に来ることのできなかった一人一人も、目に見えない主イエスは、ともにいてくださっていることを信じて、平安を祈…

「聞くべき言葉」(1月22日週報巻頭言)

先週末はトランプアメリカ新大統領の就任式がありました。今、トランプ氏の一挙手一投足に、世界が注目しています。トランプ氏がインターネットのツイッターに一言書き込むと、世界的大企業さえも圧力を感じ要求に応じることさえ起こっています。約2000万人…

佐藤優

佐藤優の「神学の思考」を読む。 最後の方で、彼は自分の著作はすべて、キリスト教を伝えるために書いているというようなことを書いていた。 この世俗的な時代。直接、聖書の言葉や宗教用語を語らずに、福音を語り伝えるチャレンジをしておられる、彼は伝道…

信仰を捨てる可能性

「沈黙」が上映されるので、改めて背教について考えてみた。信仰を捨てるというのは、可能なのだろうか。たとえば、あなたの親を、親と信じるのをやめよと言われて、親の顔を書いた絵を踏んだからと言って、自分が親から生まれたことを、信じなくなれるもの…

「あなたに欠けているもの」(2017年1月15日花小金井キリスト教会 主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書18章18節〜30節 今日のメッセージの題は、主イエスがこの議員に告げた言葉から「あなたに欠けているもの」としましたけれども、こうしてメッセージの題として掲げてみると、なかなかチャレンジな題だとあらためて思います。 水曜日の夜のお…

「神の沈黙の答え」(2017年1月15日週報巻頭言)

1月21日から遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督による「沈黙」が日本でも上映されます。「最後の誘惑」「タクシードライバー」のスコセッシ監督が、遠藤周作の「沈黙」をどのように描くのか期待されます。「沈黙」のあらすじはこうです。島原の乱が収…

副作用のない抗がん剤治療

これはメモしておいて、損はしない情報のように思いました。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50647

テレビ

わたしはテレビはほとんど見ないのです。テレビは、わたしたちのためではなく、スポンサーのために、制作側が伝えたいことを選んで流す、広報になりさがっていますから、そういうものにつかまって、自分の大切な時間を奪われたくないからです。たまに「この…

召命とは

「神学の思考」佐藤優 より ・教会は、人間の自然発生的な共同体や自発的な結社のいずれでもありません。教会の主体は人間ではなく神だからです。神の意志によって呼び集められたという意識を持つ人々による共同体が、キリスト教会なのです。・信仰は決断で…

「祝福された者」(2017年1月8日花小金井キリスト教会夕礼拝)

マタイによる福音書5章1節〜12節 今年最初の夕礼拝です。今年も小さくても温かな礼拝を捧げていきたいと願っています。よろしくお願いします。 さて、聖書教育の聖書箇所から、夕礼拝もメッセージを取り次いでいますけれども、今日は、マタイの福音書の有名…

「気を落とさないで祈る」(2017年1月8日 花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

新しい年の第2週の主日礼拝ですけれども、まだ私たちの教会はクリスマスの余韻がそこかしこに漂っていますね。クリスマスリース、そして真っ赤なポインセチアが、ロビーで美しく咲いていますね。 いいじゃないですか。雛飾りは、ひな祭りが終わったら、早く…

神学校支援

神学校の支援を、ただ呼びかけるだけではく、より意識化していただくために、教会の男性グループの協力を得て、説教集と随筆集を作りました。明日から1月いっぱい教会で支援を募ります。

プロの道具は単機能がいい

パソコンもスマフォも、何でもできる便利な道具だからこそ、ここまで普及したのだと思うけれども、それは裏を返せば素人の道具だということ。 プロの道具は、多機能ではなく単機能。一つのことに徹底してこだわり、使いやすいものこそが、プロの道具。 カメ…

原稿執筆

今日は、原稿の執筆に集中。4月から半年間、「世の光」という機関誌に「祈り」というテーマで連載をすることになったからです。1月10日までに、まずは4月号の原稿を入稿しなければならないので、今日はそれに集中。平行して5月以降の原稿のアイデアも頭の中…

よい栄養と薬

去年のクリスマス前にインフルエンザで寝込んだ際、高熱が続いて体力を使ったこともあり、熱が下がったあとも、しばらくはふらふらしていて、時折めまいもしていましたが、今日あたり、やっと回復した感じがしています。12月22日に熱が出てから約2週間経って…

「神を賛美するものへ」(2017年1月1日 花小金井キリスト教会 主日礼拝メッセージ)

ルカ17章11節〜19節 新年ですから、最初に、ご挨拶をいたしましょう。 「あけましておめでとうございます」新しい年を共に迎えることができましたことを、主に感謝いたします。わたしたちにとっては、年があけようが、あけまいが、毎週「おめでたい」礼拝を…