2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「一緒に神の国で宴会」(2016年7月31日花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書13章22節〜30節 今月から、教会のロビーにコミュニケーションカードというものを置きました。初めて教会に来た方も、何十年教会に来ている方でも遠慮なく、書いていただければと思っていますけれども、礼拝の感想でも、意見でも、お祈りして…

「人の尊厳と祈り」

人はどのような人でも、神に愛され神と交わりをもてるようにと、神のかたちに造られた尊い存在です。この聖書の教える真理が、ただ知識でおわるのではなく、私たちの生き方のなかで実るために、私たちには「祈り」が与えられています。祈りの中で、他の人々…

本音と建前

障害ある方への差別は、あってはならない。犯人の価値観は理解出来ない、と口でいくら建前をいったところで、普段、身近に障害をもった方と出会うことも、共になにかすることもない、 そういう地域社会を作って生きているそのこと自体が発しているメッセージ…

地道に、共に生きようとするしか処方箋はないのだから

国に障害とは認定されないが、社会に居場所を失いやすい境界線、ボーダーを生きる人々が、ボーダの内側で、手厚く守られている人々への逆恨みをするということは、十分起こりえること。ゆえに、短期的な視点で不信に基づく厳罰、監視社会化の方向に向かうの…

「忘れてはいけないこと」(2016年7月24日花小金井キリスト教会夕礼拝)

サムエル下21章1節〜14節毎週、イスラエルの王「ダビデ」の物語を読み進めてきました。 目には見えない神を信じる人々の集まり。ある意味、神以外に「王」はいないはずの集まりに、人間が「王」として立たなければならないという、葛藤、矛盾、を、ダビデの…

「神の国は始まっている」(2016年7月24日 花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

昨日から今朝まで、教会の小学生、ジュニアの夏期学校でした。子どもたちもスタッフもくたくたでしょう。眠かったら寝てくださいね。 いやー楽しかったです。所沢の航空公園でめいいっぱい遊んで、温泉に行って、スイカ割りに花火。そして教会のお母さんたち…

人のため?

人のために役に立ちたいという気持ちは、 誰の目にも、とてもよいことのように思えるのです。 しかし、今まで沢山のそういう人々を見てきて、思うのは、 人の役に立ちたい、という動機の根底には、 実は劣等感が潜んでいることが少なくないのだ、ということ…

「わたし息子よ」(7月17日花小金井キリスト教会夕礼拝メッセージ)

サムエル下18章31節〜19章1節旧約聖書は、物語の宝庫です。今日まで何回かに渡って、イスラエルの王ダビデの生涯を追って聖書を読んできました。前回は、長い試練の末にイスラエルの王となったダビデが、部下の妻バテシェバを奪い、その部下ウリアが戦死する…

「そこをなんとか」(7月17日花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書13章1節〜9節 今日のメッセージの題は、なんだか変な題でしょう。実は、ひと月も前に、メッセージの題だけ先に決めてしまうのです。それをもとに、礼拝委員の方々と賛美歌の選曲をするからなんですが、ひと月たって、さてメッセージの準備を…

「待ってもらっている」(2016年7月17日週報巻頭言)

東京にいた私たち家族が、山形の田舎町で家の教会を始めて数年たったころ、まだ家族だけの小さな教会に、不思議にも10代〜20代の若い人たちが入れ替わり立ち替わり出入りしていたことがありました。ある高校生は、中学から学校にいけなくなり、高校生になっ…

自分を知る

自分のことは自分が一番知っているなんて、うそですよ。自分の顔や姿は、決して自分で直接見ることはできないのだから。鏡に映った自分も、写真の自分も本物ではないでしょう。他人だけが、自分の顔や姿を直接見ることができるんです。他人から聞こうとしな…

欲望の勧め

欲望は罪じゃないですよ。欲望は困難をさえ乗り越えさせ、前進させるエネルギーの源だからむしろ欲望が足りなくて、命が輝けないまま「どうせむり」と、つまらない日々を生きるほうが罪深い。ちゃんと欲望しましょう。人を愛すること、自分を愛することにわく…

祈りは交わり

祈りは、神と人との交わり交わりが祈りの本質神の愛の語りかけ、神との交わりを共にした人々が心からあふれでてきた命の言葉を聞きあい互いに交わりこころ一つにされて、共に神に向かって語りかけ交わる。この交わりのプロセスすべてが祈り

今日の祈り

今日も、あなたにまるごと愛されている平安に守られて人に対して、閉じてしまいがちな心が大きく開かれますように恐れあっている互いが出会い、心と心が触れ合う喜びを体験できますように主よ助け導いてください

いま、ここ

「今を生きるためにもっとも大切なことは、『いま』のこの時であり、『ここ』にあることを心から信じることです。私たちは過去の出来事や、未来に起こるかもしれないことに絶えず心が乱されます。いまこの瞬間に心を集中することはたやすいことではありません…

「仲直りするように」(2016年7月10日花小金井キリスト教会 主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書12章54節〜59節今日は暑くなりそうです。先週は、暑い日の翌日には、急に涼しくなったり、また暑くなったり、不安定なお天気でしたね。当たり前のことですけれども、お天気は人がどんなに努力しても、願っても、どうにもなりません。ただ晴…

「主の御前で踊る人」(2016年7月3日花小金井教会夕礼拝メッセージ)

サムエル記下6章12節〜23節先週まで、サウル王とダビデのお話でした。今日は、だいぶお話としては飛んでしまって、もうサウルはペリシテ人との戦いで死んでしまい、ダビデは、イスラエルの12部族のユダ族の土地。彼の元々の出身地ですね。ダビデはそこに戻っ…

「主イエスのもたらす火」(花小金井キリスト教会7月3日主日礼拝メッセージ)

ルカによる福音書12章49節-53節 先週から今日まで、神学校週間です。今年は特に、男性グループが頑張りまして、先週の礼拝のご奉仕では、初めて司会をなさった方や、初めて、受付を、初めて献金当番を経験された、男性がおられたんですよ。新鮮でしたね。そ…