今何が必要ですか

お金は「価値」そのものではないんです。
「価値」とはその人にとっての「必要」のことだから。
飢えている人には、ポルシェよりも、おにぎりの方が、「価値」があるんです。おにぎりの方が「必要」だから。

お金は、その人にとっての「必要」と交換して、初めて「価値」を持つものなのです。

お金(不換紙幣)とは、発行もとの、国を信用している人同士の、便利な交換券です。

交換券という意味では、バザーのときの食券と同じです。

食券は、焼きそばとか、ウインナーと交換して、初めて「価値」が発生します。

人生の限られた時間を、食券を集めるために使うのはもったいないことです。

そして、人生の優先順位からして、今、なにが「必要」なのかがわからないと、「必要」なものではなく「ほしいもの」のために、交換券を使ってしまいます。

アルコール中毒の人にとって、「ほしいもの」はお酒ですが、治療費用など「必要」なものと交換すべきです。

「価値」とは、「ほしいもの」のことではなく「必要」のことです。

その「必要」を見極め、「価値あるもの」を手に入れるためには、どうしても「自分はなんのために生かされているのか」という土台の上に、自分が今日すべきことの優先順位を持っておき、今何が自分には「必要」なのか、知っておくことが大切なのです。

今、なにが「必要」ですか?

「お金」!! では、答えになっていないんですよ。

花小金井キリスト教
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