2015年を振り返り

今日で2015年も終わります。
わたし個人の今年一年を振り返るなら、なによりも山形県酒田市での開拓伝道の8年半の働きを終えて、東京の花小金井教会の牧師として働き始めることになるという、大きな変化の年でした。

生活の現場も、環境も、働きの内容も、大幅に変わりました。変わらないのは、毎酒日曜日には聖書のメッセージをすることくらいです。

初めて顔をあわせる人々との新しい人間関係。牧師が名前を覚えられるようにと、教会のみなさんは、日曜日に教会に来られたときに、名札を首からぶら下げてくださいました。

みなさん温かくて、居心地よく働かせていただき、感謝しています。まだ大きな失敗もなく過ごせているのは、神様の恵みです。

東京にきてから、わたしは休日に、映画を観に行くようになりました。最近観た映画で一番よかったのは「きみはいい子」。最後の方で、うかつにも嗚咽してしまいました。DVDも手に入れます。

経済的な必要もあり、9月から妻が働きに出るようになりました。週5日、小学校で講師です。朝、妻が出勤した後、洗濯物干しが、私の日課となりました。


酒田の教会の荷物の整理と、自宅の引っ越しの慌ただしさ、そして花小金井にやってきて、新しい働きを始めた、
2月〜4月の3ヶ月間。同時に「聖書の学び」の執筆をしていた「聖書教育」誌(1月〜3月号)が発行されました。
よりによって、この忙しい時期に執筆が重なってしまい、締め切りに間に合うのだろうかと、心配したのも、遙か昔のことのようです。できあがった本を読んで、こんなことを書いていたっけと、自分がなにを書いたのかさえ、忘れていました。

今年は、思いもしなかった様々なことが、ありすぎたからでしょう。

新しい年は、どのような出会いと出来事を、主は用意してくださっているのでしょう。