どんな味

shuichifujii2015-06-01

 最近、教会の近くの店にランチを食べにいったのです。

雰囲気もおしゃれでランチも飲み物も美味しい、素敵な店。

その日は厨房でマスターが料理をつくっている、すぐ手前のカウンターに座ったんです。

日替わりランチを頼んで、ワクワクしながら食事をまちました。

それは、忙しい時間だったこともあるのでしょう。

お客さんのオーダーを、アルバイトの女性がマスターに伝えるたびに、「ああ、なに」とか「きこえない」というようなイライラした声を発するマスター

なんだか、嫌な雰囲気だなぁ。アルバイトの人も委縮しているぞ。

やがて目の前に運ばれてきた、食事。

きっと美味しいはずなのに、なんだか美味しくないぞ。

さて、教会も似た所があるんですよ。

福音という素材は、どこにもまけない美味しい味。これは間違いない。

でも、その福音を最後に味付けするのは、その福音のもとに集まっている、

人と人とが本音で語り合ったり、愛しあい、ゆるしあって、ともにいる雰囲気なんだよね。

わたしたちの教会は、なかなかいい味を出しているんじゃないかな。

たまには、教会に初めてきた人に、「どんな味がしました」って
聞いてみるのもいいのかもね。