最近、教会の近くの店にランチを食べにいったのです。
雰囲気もおしゃれでランチも飲み物も美味しい、素敵な店。
その日は厨房でマスターが料理をつくっている、すぐ手前のカウンターに座ったんです。
日替わりランチを頼んで、ワクワクしながら食事をまちました。
それは、忙しい時間だったこともあるのでしょう。
お客さんのオーダーを、アルバイトの女性がマスターに伝えるたびに、「ああ、なに」とか「きこえない」というようなイライラした声を発するマスター
なんだか、嫌な雰囲気だなぁ。アルバイトの人も委縮しているぞ。
やがて目の前に運ばれてきた、食事。
きっと美味しいはずなのに、なんだか美味しくないぞ。
さて、教会も似た所があるんですよ。
福音という素材は、どこにもまけない美味しい味。これは間違いない。
でも、その福音を最後に味付けするのは、その福音のもとに集まっている、
人と人とが本音で語り合ったり、愛しあい、ゆるしあって、ともにいる雰囲気なんだよね。
わたしたちの教会は、なかなかいい味を出しているんじゃないかな。
たまには、教会に初めてきた人に、「どんな味がしました」って
聞いてみるのもいいのかもね。