感謝の思いが湧き上がってくる心の状態を保つことは大切ですね。
心のバランスを整えるためには、「感謝」の気持を持つことがいいように思います。
正義感が強かったり、自分が正しいと思うことを貫こうとすると、つい、周りを責めてしまったり、自分を責めてしまう心になりがちです。
一見正しいことでも、行きすぎると、心のバランスを崩すことがあるものです。
「感謝」の気持ちを持つことができる。それは自分を正しく知っている状態です。
つまり、何も持たずに生まれてきた自分。今、自分が持っているものは、命も物も、家族も、人間関係も、全て与えられたものであることを知っている。
そのように自分を正しく認識するとき「感謝」の心が生まれます。
自分の力で勝ち取ったと勘違いさせるプライドにつかまると、「感謝」の心がなくなります。
また、「今はだめだけれども、頑張ってよくなりたい」という「欠乏」から出発する考えに捕らわれると、「感謝」の心が持てなくなります。
なぜなら、「欠乏」から始まると、いつも「まだまだだめだ。もっと頑張らないと」となって、いつまでも「欠乏」状態になるからです。
しかし、キリストを信じて与えられる満足。今のそのありのままで、神に赦され、愛され、神の子とされ、全ての霊的な祝福をいただく立場においていただく喜びを知るなら、「欠乏」からではなく、「満足」から歩みを始めることができます。
「今も素晴らしい。そして、もっと神さまの祝福を味わいたい」という「感謝」から「感謝」への歩みになると思います。
ということで、私たちの教会は、小さな教会ですが、だから「だめだ」とはちっとも思わないのです。
「今も素晴らしい」「感謝」
そして、これからも、もっと素晴らしくなる。なぜなら、神さまに愛されているから。
そんな「感謝」の心を持つ時、心に平安と喜びが満ち溢れてくるのですね。
「いつも喜んでいなさい
絶えず、祈りなさい
どんなことにも感謝しなさい
これこそ、キリストイエスにおいて
神があなたがたに、望んでおられることです。
1テサロニケ5章16節〜