数えてみよ主の恵み

shuichifujii2006-12-24

 今日の礼拝はクリスマスの讃美礼拝。求道者のMさん御夫妻はご用事で欠席。東京からきた妻の母と家族でクリスマスキャロルを沢山讃美しました。「教会に行ってみたいな」と思いながらも、敷居がたかくて、なかなかいけないでいる人がいるのだなということが、昨日の集会で確認できましたから、今後も、いきなりこの借家の伝道所に来てくださることばかりを期待しないで、人々の中にある心理的な溝を埋めていく地道な努力と伝道(「のぞみ」配りによる証、定期的な特別集会、日常の証)、そして祈り続けていきます。


 昨日の集会には、酒田キリスト教会の高橋先生御夫妻も来てくださいましたので、今日の夜は酒田キリスト教会のキャンドルサービスに出席してきました。高橋先生は、昨日の集会のことを心配してくださって、一人でも多くの人が参加したらいいだろうと、お忙しいのに高齢になられる義母様まで連れて参加してくださいました。高橋先生の奥さまは、集会が始まる前、続々と入場してくる来会者を見て、「よかったわね」と心からの笑みと握手をしてくださって、わたしは、もうそれだけで胸がいっぱいになってしまいました。他の教会のために、しかも、他教派の教会の集会に来会者が多く与えられたことを、こんなに喜んでくださる。ここにキリストにあって、一つであることの喜びを本当に感じることが出来ました。


 昨日の集会では、山形教会の聖歌隊の讃美をもっと沢山聞きたかったという声もあり、聖歌隊の讃美の力を思わせられました。教会のなかでは聞き慣れてしまっていることもあるのかもしれませんが、教会の外の方々には、聖歌隊の訓練された、うたう言葉と心の一致した、信仰の歌声は、説得力をもって迫ったのではないかと思います。そして、なによりも、会が終わってから、山形教会や、仙台から手伝いに来てくださった皆さんが、本当に嬉しそうに集会のことを語り合っておられる姿に、今までの11年に渡る、石地に種をまくような、ご苦労を積み重ねてくださったことを覚え、胸が一杯になりました。民家先生もきっと天国で一緒に喜んでいてくださると思います。


 これからも、喜びもあれば、時に失望することもあるでしょう。でも、いつも、主のなしてくださった恵みの数々を数えて、思い起こして、あきらめないで、前進していきたいのです。昨日の集会は、その数え上げるべき大きな恵みの一つとなりました。


詩編103編1節〜2節
「わたしの魂よ、主をたたえよ。わたしの内にあるものはこぞって/聖なる御名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。」