父なる神のことを、御父と書いて、どう読みますか?

先日御父を「みちち」と読んだら、いや「おんちち」でしょうといわれて調べてみたら、新改訳聖書には「みちち」とルビがふられ、新共同訳聖書は「おんちち」とルビがふられていました。まあどちらでもいいのでしょう。
 ちなみに広辞苑では、この接頭辞を御(おん)と読ませるときは、敬意をあらわすという意味になり、御(み)と読ませるときは神・天皇・宮廷などに属するものを表すとあります。そういうことから言えば、父なる神を御父と書いて「みちち」と読ませる方がよりベターのようにも思います。御子(みこ)御神(みかみ)御名(みな)御霊(みたま)等々、みんな 御(み)と読みますしね。きよしこの夜の歌詞の中では母マリアのことを「御母(みはは)のむねに〜〜」と歌っていますが、これはプロテスタント的には御(おん)母と読んでいただいたほうがいいのかもしれませんけれども・・・
 それにしても神様に関する言葉に、御(おん)とつけると誤解を招きそうな言葉が多いですね。「おんこ(御子)」「おんな(御名)」「おんたま(御霊)」などなど。