教会の仲間と小金井公園の梅を見に行きました。
今年は寒い日が続いたからか、まだ2分咲きという感じ。
咲いている梅の木のほうが少なかったのは、残念でしたが、さまざまな種類の梅が植えられているので、早咲きの梅は、木全体に花が咲いていて美しかったです。
梅といっても、実に様々な種類があるのですね。立て看板にさまざまな梅の種類と解説が書かれてあり、その多様性に驚きました。
梅の花も桜の花も、ぱっと見、見分けがつけられない、植物音痴のわたしは、味わえるはずの人生の喜びを、沢山見落としてきたのかもしれないなと、思います。
ちゃんと立ち止まって、ゆっくり観察しないと、その微妙な違いを味う喜びを体験できないのに、
「目的」とか「目標」とか、そういう言葉におどらされ、洗脳されて、
いかに効率よく、近道をさがし、わき目もふらずにそこに到着しなければ、
一度きりの人生の時間を無駄にするような、錯覚をさせられ、
その道の途中にある、沢山の美しい風景を、見過ごしてきたのかもしれないなと、そんな気づきをいただいたのでした。