あなたのもの

shuichifujii2016-02-12


今日の黙想


雅歌2章









「恋しいあの人はわたしのもの
わたしはあの人のもの
ゆりの中で群れを飼っている人のもの」16節


人間は親子、恋人、夫婦、親友など、親密な関係のなかで

傷つくことを繰り返すうちに、

自分の心をひらくことも、ましてや、じぶんは、あなたのものと、明け渡すことなど

できなくなっていくものだけれども、

本質的には、そういう深い信頼関係のなかに、安らぎを求めずにはいられない、

ひとりでは生きられない、存在の不安を抱えているのだろう。

不完全で傷つけ合う人間同士は、完全に自分を相手に明け渡すことは、できないけれども

永遠に決して変わらぬ愛で愛しつづける主イエスになら

わたしはあなたのものですと

全幅の信頼を持って心を開いて明け渡し、祈ることが出来る。

そのお方が、今、誰よりも1番近くにいて下さることのありがたさを

心底思う