今日の黙想
雅歌2章
「恋しいあの人はわたしのもの
わたしはあの人のもの
ゆりの中で群れを飼っている人のもの」16節
人間は親子、恋人、夫婦、親友など、親密な関係のなかで
傷つくことを繰り返すうちに、
自分の心をひらくことも、ましてや、じぶんは、あなたのものと、明け渡すことなど
できなくなっていくものだけれども、
本質的には、そういう深い信頼関係のなかに、安らぎを求めずにはいられない、
ひとりでは生きられない、存在の不安を抱えているのだろう。
不完全で傷つけ合う人間同士は、完全に自分を相手に明け渡すことは、できないけれども
永遠に決して変わらぬ愛で愛しつづける主イエスになら
わたしはあなたのものですと
全幅の信頼を持って心を開いて明け渡し、祈ることが出来る。
そのお方が、今、誰よりも1番近くにいて下さることのありがたさを
心底思う