悪口って、悪意からでる、というより、
自分の存在価値の不安、自信のなさを抱えている人が、
「だれかのことを悪く言える自分は、その人より上の人間なのだ」
と自分の価値を自分で引き上げようとしている場合も、あるんですよ。
牧師として、
あなたは、天の親に愛されているんですよ、というメッセージを語り続けるなかで、
その福音の言葉に出会い、その言葉を心に受け入れはじめて
人が自分のことをどう言おうと、
神に愛されている自分であることを信じて、
安心感と自信を取り戻していった人々が、
周りの人のことを、悪く言わずにはおれなかった、劣等感の束縛から、
解放されていったという、そんな出会いを、
今まで何度か体験させていただいたんです。