バルメンカフェ

shuichifujii2015-08-06

今日の教会カフェは

昨日の夜の続きで

バルメン宣言の話し


8月1ヶ月間、教会の夜の祈祷会で学ぶことにした「バルメン宣言」の学びのメモ
8月5日 第一回目
担当 藤澤一清さん

●バルメン宣言の出てきた背景
「バルメン」という教会で、ドイツの神学者たちが集まり、ヒトラーが出現した社会状況において、教会を守る、教会とは何なのか、原点を問うた。

ヒトラー
1933年〜45年までの独裁者。ヒトラー
30%の支持率で、憲法を無視してどんどん政策を進めていく
アーリア民族主義
ユダヤ人を敵視した。600
万人を殺す。
障害者 20万人を殺す。
プロテスタントは、ルター、改革、合同
いろいろな教派がまとめられ一つになった。
ヒトラー政権は20年続く

●教会が二つに分かれていく。
ヒトラーを「神の子」とまでいった教会のグループ
ドイツ民族主義を肯定した教会「ドイツ的キリスト者
・告白教会
「ドイツ的キリスト者」に対抗する人々
カールバルト。ルター、改革、合同教会の中から。

ヒトラーはなにを目指していたのか
卓上語録が沢山残っているが、ヒトラーは日本の天皇制国家を理想と考えていた節がある。
日本の天皇制国家をモデルと考えたのは、北朝鮮もまた同じ。

天皇制国家について
天皇制国家は、昔からあったものではない。明治政府が作り出したもの。
伊藤博文が、ヨーロッパを1年かけて回る。近代国家のバックボーンにキリスト教があることを見抜く。
仏教、神道ではなく、天皇を機軸とした国家作りを進めた

国家神道を造る。伊勢神宮天皇の祖先とする。
教育で、天皇は神であると洗脳していった。
長州の流れ 吉田松陰。高杉新作。伊藤博文・・・
長州の神社を東京に遷し、「靖国神社」とする。
問題は、天皇が「王」ではなく「神」とされたことにあった。