一粒の麦

shuichifujii2013-06-25

 わたしたちが酒田に来た最初の頃、少しの間ですが、教会にきてくれていたNさん






そのころの一風景(6年前) http://d.hatena.ne.jp/shuichifujii/20070816#p1


Nさんの息子さんは、遠い場所にある教会の牧師のOさん

Nさんが昨日の朝、天に召されたとOさんから連絡。夕方Oさんが酒田に。

Nさんは山形大学献体の手続きをなさっていたので、Oさんの到着をまって山形大学にお運びすることに

夕方酒田駅でOさんと合流。そのままNさんの眠る施設へ

山形大学まで向かう霊柩車にお載せするまでの短い間。お世話になった施設の方々とご一緒に、Oさんの司式で、讃美歌を歌い、聖書の御言葉に聞き、お祈り。

力強い確信とともに、天で再会する希望と慰めが語られました。

Nさんをお見送りしたあと、施設の職員の女性の方がぼそっと、「わたしも信じたいな」ということをわたしに言われます。

Nさん。そしてOさんを通して、この酒田の施設の方々にも福音の希望が届いているのです。

その方には、「クリスチャンにとって、死は終わりではないんですよ。新しいステージへの旅立ちのようなもの。再会の希望の確信があるから、お別れだけれども、どこか明るいんですよ」

そう申し上げました。

Nさん、そしてOさんを通して神さまが蒔いてくださった希望の小さな種が、やがてここ庄内の地に豊かに実ることでしょう。


エスさまの言葉
「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」