ソロモンはなぜ失敗したのか?

あれだけ栄えたら、主からはなれるのかもしれない。

富むことも貧しくなることも、誘惑となる。

箴言30章7節〜
「二つのことをあなたに願います。わたしが死ぬまで、それを拒まないでください。
むなしいもの、偽りの言葉を/わたしから遠ざけてください。貧しくもせず、金持ちにもせず/わたしのために定められたパンで/わたしを養ってください。
飽き足りれば、裏切り/主など何者か、と言うおそれがあります。貧しければ、盗みを働き/わたしの神の御名を汚しかねません。」


富におぼれない道はないのだろうか?
貧しくても、心豊かに生きる道はないのだろうか?

パウロはこう言う。
フィリピ4:11〜13
「物欲しさにこう言っているのではありません。わたしは、自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです。貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」



1、「誘惑がきたときには、父なる神のもとに、逃げ込む」
だれにも誘惑はある。名誉、地位、異性
エスさまは、人々から誘惑がきたとき、そこから逃れた。

ヨハネによる福音書6章14節〜
「そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と言った。イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。」


2、「御言葉を語ってくれる存在」の必要性

ダビデも絶好調のときに、女性の誘惑に負けた。しかし、彼は神の御言葉に導かれて、悔い改めることができた。

彼には、神の言葉を語るナタンという預言者がいてくれた。
ソロモンにはいなかった。
自分に対して、神の言葉を語ってくれる存在がいるか? 牧師?


3、「御言葉を知らなければならない」
ソロモンは、次の御言葉を知らなかったのであろう。

申命記17章15節〜
「必ず、あなたの神、主が選ばれる者を王としなさい。同胞の中からあなたを治める王を立て、同胞でない外国人をあなたの上に立てることはできない。王は馬を増やしてはならない。馬を増やすために、民をエジプトへ送り返すことがあってはならない。「あなたたちは二度とこの道を戻ってはならない」と主は言われた。王は大勢の妻をめとって、心を迷わしてはならない。銀や金を大量に蓄えてはならない。彼が王位についたならば、レビ人である祭司のもとにある原本からこの律法の写しを作り、それを自分の傍らに置き、生きている限り読み返し、神なる主を畏れることを学び、この律法のすべての言葉とこれらの掟を忠実に守らねばならない。」


聖書を読む。御言葉を知る。