バプテスマクラス

 Oさんのバプテスマクラスの二回目。「バプテスマを受ける方へ」という薄いテキストを用いてやっています。

 このテキストの最初のところには、こんな文章が書いてあります。


「クリスチャンになるとは、聖書に証されたまことの神を信じ、自分の罪を悔い改めてキリストの救いを受け入れ、そのことの証としてバプテスマを受け、キリストのからだなる教会につながることです。もとよりその歩みは、神の導きと恵みによるものですが、人間の側から言えば、本人が決断し、教会がそれを認めてバプテスマを授けることによって始まります。バプテスマは言わば入学式です。入学時には、ここに述べられているような基本の教えを大まかに理解なさればよいでしょう。後は、バプテスマを受けてから、主日礼拝を中心とした誠実な教会生活を続ける中で、牧師や教会の指導によって、卒業のない学びを続け、深めてください」



 さらっと書かれた文章ですけれども、「聖書に証されたまことの神を信じ」とか「自分の罪を悔い改めてキリストの救いを受け入れ」とか、「そのことの証としてバプテスマを受け」とか「キリストのからだなる教会につながる」とか、「神の導きと恵みによるものですが、人間の側から言えば、本人が決断し」とか、一つ一つの意味を丁寧に説明したので、この短い文章の説明だけで予定の一時間が過ぎてしまいました。さらっと書いてありますけど、深い内容なのです。


 続きはまた来週いたしましょう。