今日の礼拝

 今日の礼拝は、TRさんTYさんは御用事でお休み。礼拝前にTRさんは捧げものをもって、わざわざ顔を出してくださいました。感謝。


 TRさんが帰られたあと、ピンポンとベルがなって、中学生とお父さんが・・・。東京の「玉川聖学院」に通われているお嬢さんとお父さんでした。


 お父さんの奥様の実家が遊佐で、昨日ご用事で、こちらにこられたそうです。お嬢さんが通う、玉川聖学院はミッションスクールで、日曜日には教会の礼拝に出席するように指導しておられ、出席カードを持たせて、教会の牧師にサインをしてもらうようになっているのです。そこで、お嬢さんはインターネットで酒田の教会を調べて、私たちの教会の礼拝に来てくださった、というわけでした。


 お嬢さんを送ってきたお父さんは、まったく教会は初めて。玄関でお嬢さんにむかって「それじゃあ、外でまっているから」と言われます。

「えー」と娘さん。
 
 
そういわれて、それじゃあと、お父さんはお嬢さんと一緒に、中に入ってこられたのでした。


わたしたちも、とりあえずご挨拶。

そして、ここは、開拓教会であることや、今日はまた、いつもいらしてくださる方がたまたまお休みで、今日は、家族だけであることなど、いろいろ説明。


 東京で出席しておられる教会のイメージからしたら、きっとびっくりだろうなぁ、などと、私の頭の中にそんな思いがよぎります。


「インターネットで調べられたのなら、酒田には、ほかにもちゃんと会堂がある教会がありましたでしょう」と伺うとお嬢さんは

「はい」と言われます。


思わず「うちでいいんですかぁ」と聞いてしまいました(笑)


「はい」とうなずいてくださったので、正直、少しほっとしたわけです。


 このような小さな開拓教会を選んで出席なさる。このお嬢さんは若いのに、外側で判断するのではなく、本質をしっかり見抜いておられる方だなぁと感じました。


 礼拝の時間になり、いつも礼拝にこられる、OさんもYさんもお休み。これはきっと神さまは、今日突然こられた、このお嬢さんとお父さんに御言葉を語るようにと導いておられるのだと、聖霊の導きを感じたので、今日初めて教会というところに出席なさったお父さんに届くようにと、用意していた礼拝のプログラム、賛美歌、説教を変更しました。


 今日は歌う予定ではなかった「いつくしみ深き」を歌い終わったとき、お父さんが目の涙をぬぐわれた姿をみて、驚くと共に、聖霊のお働きを感じました。


 妻はミッションスクールの「聖学院」の出身なので、当時の証をしてもらいました。


 予定していた説教を急遽やめ、イエス様の山上の説教の「岩と土台」のたとえからメッセージ。お二人とも、とてもよく耳を傾けてくださり感謝でした。


 礼拝がおわり、「これからも聖書を読んでいきたいと思います」とお父さんが言ってくださり、嬉しかったです。お嬢さんも、まだ洗礼は受けておられないようですが、説教の最中も終始うなずかれ、御言葉が心に入っているのがよくわかります。きっといつかクリスチャンになられるときがくるでしょうね。


 今日は家族だけの礼拝になるかと思いきや、こうして、不思議に人がやってこられる。以前にも同じようなことがあった気がします。実に不思議な導きです。そして、開拓教会だからできる自由な対応と、人の計画を超えた聖霊の導きの不思議さ。


 主は生きて働いておられますね。感謝です。