月曜日、浦和で会議に出席し次の日は帰るだけだったのですが、執筆に必要な資料でも見て帰ろうと、銀座の教文館(キリスト教の本屋)によりました。
その帰り道、JRの有楽町駅近くの映画館街を歩いていたら、「おくりびと」の看板。アカデミー賞にノミネートされたので、再度上映されているのでしょう。嬉しい限りです。
歩きながらその看板をみて、おもわず「ああ、早く酒田に帰らなくっちゃ」という、そんな気持ちになりました。
酒田で出会った人々、いつもみる町並み、吹奏楽の練習でいつも使っているホール、美しい鳥海山などなど。映画の中に織り込まれた酒田の空気。
銀座の雑踏のなか、「おくりびと」の看板を通して、そんな酒田の空気を思い起こしたのでした。
「酒田の空気を吸いに帰ろう」
急いで新幹線に乗り込んだのでした。