昨日、酒田キリスト教会の高橋先生からお誘いをうけて、酒田キリスト教会の礼拝の前の時間、横田早紀江さんと、ご一緒に祈る時間が与えられました。横田さんご夫妻は、鶴岡と酒田での公演を終えて、帰られる直前、お時間を取ってくださったのでした。
お話をうかがうなかで、あらためて、横田さんのお働きの背後に、主への信仰と祈りのあったことを強く実感させられました。そして今、拉致問題の解決への道のりが、大変厳しくなりつつある状況のなかにあっても、正義の主を信じて、希望を捨てずに、祈り続け、活動をしておられます。
かわいい娘をうばった国を憎み、険しいお顔になっても当然でありましょうに、そのようになって、自分が罪を犯すことがありませんように、と言われた横田さんのお姿は、本当に「柔和」そのものでした。
聖書の「練達」(「練られた品性」とも訳される)という言葉を思い起こさずにはいられませんでした。
「そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(ローマ5章3節〜5節)