イザヤ書60章1節〜4節
1 起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り/主の栄光はあなたの上に輝く。
2 見よ、闇は地を覆い/暗黒が国々を包んでいる。しかし、あなたの上には主が輝き出で/主の栄光があなたの上に現れる。
3 国々はあなたを照らす光に向かい/王たちは射し出でるその輝きに向かって歩む。
4 目を上げて、見渡すがよい。みな集い、あなたのもとに来る。息子たちは遠くから/娘たちは抱かれて、進んで来る。
イザヤの終末の預言であり、ビジョン。やがてキリストが再臨されるときの希望。
そして、教会はその希望の先取りであり、復活の主が共におられ、光を輝かせていく群れ。
「起きよ、光を放て」 1節
目の前の厳しい現実に、つい、後ろ向きになりがちな自分の目を覚まし、上を見上げさせる力強い御言葉である。
しかし私自身の力で、光を放つことなどできない。自分は無力であり、罪びとでしかない。
しかし、「主の栄光はあなたの上に輝く」と約束してくださる主が共にいてくださる。ここに希望がある。
わたしたちは太陽の光を反射する月。太陽を向くときに、月は光輝くことができる。
主を見上げることで、わたしたちの教会が、この酒田にあって、ますます光を放つ教会とならせていただくよう、祈り求めよう。