冬の344号線はこわかった

shuichifujii2008-02-02

 月に一度の、傾聴ボランティアの勉強会に出席するために、午前中、酒田から50キロ離れた、雪深い真室川町へ。行きは、近道なので国道344号線で、峠道を通ることに。おかげで、先日の月山越えの5倍ほど怖い思いをしてきました。


「通行止めにはなっていないし、一応、国道だからなぁ」と、恐る恐る走っていきましたが、だんだん雪が深くなり、峠に入ると、道も狭い上に、急カーブの連続。カーブは、とにかく早く手間で、一速にまで減速しないと、滑って曲がりきれません。

 一箇所、きついカーブの手前で、ギアを一速に落としたのですが、オートマはちょっとギアが落ちるのに間があくので、その間に、カーブに入ってしまって、曲がれないで、「うわ」とブレーキに足をかけてしまったら、また「ズリズリ」と反対車線まで膨らんで、あわやガードレールにあたるか、というところで、タイヤが雪を噛んで曲がってくれてセーフ。主に感謝します。


 ところどころに、「雪崩れ注意」の看板。「こんな狭い道で、雪崩れがあったら、立ち往生だな」と冷や汗。


 ふー、もう冬の344号線はやめよう。ホントに。

 帰りは大回りして、47号線で帰りました。


 帰り道に、「池ノ家」という、大変風情のあるおそばやによって、おつかれさま。



また、春になったら来ますね。






http://wiki.livedoor.jp/natasha_vega/d/R344
国道344号(こくどう344ごう)は、秋田県湯沢市を起点とし、山形県酒田市を終点とする一般国道である。

青沢越最近まで、未舗装の狭く危険な峠道であり、車で走るには難渋し、一年の半分以上は冬季閉鎖であったが、
近年、分水嶺にある青沢トンネルを始めとするトンネル群が完成し、大型トラックの走行が可能な全線2車線の
道路拡幅が完了したことにより、通年通行が可能になり、最上地方と庄内地方を結ぶ第2のルートとなった。
金山町や真室川町から庄内に向かう最短ルートではあるが、峠部分は、急勾配・急カーブが続き、土砂崩れや雪崩が頻発する、
安全とは言い難い厳しい道路であるため、遠回りになっても国道47号を使う車が多く、通行量はそれほど多くはない。

断崖絶壁を縫っている視界が開けた峠であり、秋の紅葉が見事である。