キリスト教入門
日曜日に教会の礼拝に参加すると、礼拝の中で牧師がお話を始めるでしょう。あれを「説教」とか「メッセージ」というんですよ。礼拝でなされる説教は、講演でも聖書の解説でもないんですね。知識の伝達が、説教の目的ではないのです。だから、実は説教を聞い…
こんなイメージがもたれているんじゃないかなぁ。「せっかく仕事が休みの日曜日に、遊びにも行かずに教会に行くなんて、自分にはそんな生活はむりだな。クリスチャンになんかなれないな」ってですね。そもそも日曜日に礼拝をしないと、クリスチャンになれな…
はい、その通り。教会だって、お金は大切。もちろん必要ですよ。でも、こんなに正面切って質問してきた人に会ったことは、今までないですね。まあ教会では「お金」のことって話題にしにくいのだろうなと思うのです。それはおそらく「お金」というものに対す…
前回は新約聖書のなかの4つの福音書について、すこし学びましたね。イエス・キリストのことが書かれていたのが福音書でした。さて、イエス・キリストは十字架に死に復活し、天に昇られたあとに、イエスさまの弟子たちは、世界に出ていって伝道をしていきます…
「福音(ふくいん)」って言葉、聞いたことありますよね。もしかし、福音と書いてあるのを、「ふくおん」と読んでいませんでしたか。昔のわたしだけか・・・。「福音」とは「良い知らせ」という意味です。そう、福音書とは、良い知らせの書なんですよ。なに…
前回までは旧約聖書についてお話してきましたね。旧約聖書は天地を造られた「主」がイスラエルの民を選び、愛し、神の民として歩むために「律法」という教えをあたえられたということまで、ご理解いただけたでしょうか? 「主」がイスラエルの民を選ばれたの…
旧約聖書のことを「これは訳が古いんだな、だって旧訳聖書なんでしょ」という方が、たまにおられるんですよ。まあ、日本語では紛らわしいですよね。「旧訳」と「旧約」って。この「約」は「契約」の約なんです。「約束」の「約」でもありますよね。それでい…
そもそも宗教にあまり関心がない人にも、つたわるようにと、そういう思いではじめているこのキリスト教入門講座。初めて聖書を手にした人は、「なんで日本人のわたしが、数千年前のイスラエルとかユダヤ人のことを学ばなければならないの」という疑問を感じ…
わたしは以前、山形の酒田で、家族4人だけで移り住んで、自宅の借家を教会にして礼拝をしていましたから、はじめて教会の礼拝に来られる地元の人に、聖書の世界を伝えることの難しさを、いやというほど体験したんですね。すでにクリスチャンが集まっている…
ところで、ここまで「キリスト教入門講座」を進めていながら今更聞くのも何ですが、あなたは「聖書」をお持ちですか?もしお持ちでなければ、いい機会ですからどうぞ購入してくださいね。 なんといっても、世界で一番読まれているベストセラーの「聖書」です…
(今日はおいしいお昼をいただきました。感謝)さて、超わかりやすいキリスト教入門と大見得をきってはじめたこの講座伝わっているのか、ちょっと心配。独りよがりの一方通行になっていないかなぁ。そこで毎回最後に「ぜひコメントをくださいね」と書いてい…
あなたは「目に見えないものは信じないぞ、 自分の目でみたら信じてやろう」というタイプでしょうかね。 さて、じゃあ空気は目に見えませんけど、どうしましょう。ないんですかね。 電波も目にはみえませんねぇ・・・。え、機械で計測できるものなら、「ある…
さてこれは「『神』教入門」でも「『主』教入門」でもなくて、「キリスト教入門」なのだから、そろそろ「キリスト」に登場していただかなければなりませんね。日本人の私たちでも「救世主」とか「救い主」という言葉くらいは聞いたことがありますよね。この…
前回は聖書が伝えている「神」はこの宇宙(天と地)を造られた「神」である、という話をしました。今まで便宜上「神」という言い方をしてきましたけれども、日本人はちょっと凄いものなら、なんでも「神」と呼んで祀ってしまうでしょう。最近は、すごい人を…
さて、「超わかりやすい」なんて大見得を切って始めたこの入門講義。 ふつうキリスト教入門というと、キリスト教の神様とはなにか、ということから説明を始めるわけです。 いわゆる「神論(しんろん)」といわれるものですね。ただ、「キリスト教の神とは、…
さてすでに、「キリスト教入門」という言葉を使ってしまった時点で、わたしはある壁を作ってしまっているんですよね。なぜなら、「そんなものわたしには興味も関係もないわ」と思う人がいるでしょう。まあ、そういう人に語っても、難しいんですけど、でもそ…
これからしばらくこのブログで、 「超わかりやすいキリスト教入門」的な内容を投稿していくことにしますね。Q&Aなどのコーナーも考えていこうとおもっています。初めて教会に来られた方にも、このブログを紹介して、読んでいただきたいですしね。とにかく…