<5>祈ってごらん。わかるから

(今日はおいしいお昼をいただきました。感謝)

さて、超わかりやすいキリスト教入門と大見得をきってはじめたこの講座

伝わっているのか、ちょっと心配。独りよがりの一方通行になっていないかなぁ

そこで毎回最後に「ぜひコメントをくださいね」と書いているんです。

コミュニケーションが大切ですからね。人間はひとりっきりじゃ生きられないしね。





さて、キリスト教の「お祈り」って、まさに「主」とのコミュニケーションのこと。

神様の有難い教えを、ただ勉強して信じることが、信仰じゃないんです。

何度も言いますけど、「主」とのコミュニケーションなんです。信仰って。

人と人とのコミュニケーションも、まずは言葉を使うでしょう。

神様とのコミュニケーションもまずは「言葉」からなんです。

聖書の言葉を読んだり聞くことによって、あなたの心になにか不思議に響いてくる

そんな経験が起こったら、それは「主」からの語りかけだと、気づいて下さいね。




そして心に響いてきた言葉に触発されて、自分の中から引き出されてくる言葉を、「主」に向かって語る。




それを「祈り」というのです。



もちろん、人間同士のコミュニケーションでも、言葉にしなくても伝わる交流があるように、

お祈りもまた、言葉にしない黙想の祈りもあります。でもそれも「主」とのコミュニケーションにはなんら変わりはありません。

なので、キリスト教の祈りは最初に「主」への呼びかけから始まることが多いのですよ。

「主よ」とか「天の父よ」とか「主イエスよ」とかね。




さてイエス・キリストは、祈る時はこのように祈りなさいと、聖書の中で教えているのです。

「『天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように。
御国が来ますように。御心が行われますように、/天におけるように地の上にも。
わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。
わたしたちを誘惑に遭わせず、/悪い者から救ってください。』(新約聖書マタイによる福音書6章9節〜13節)

これは「主イエス」が教えて下さったので、「主の祈り」といわれています。
今日はこの祈りの詳しい内容まで踏み込みません。


でも一つだけ大切なポイントをいえば、

神様への呼びかけです。

あなたと「主は」

なんと「天におられるわたしたちの父よ」という呼ぶ関係なんです。





「天」といっても、空高く宇宙の果てのことではないのですよ。

「地」がこの宇宙で、「天」はこの宇宙とは次元の違う「主」のおられる領域。

「天」は次元が違うだけで、すぐ近くなのかもしれません。

だから宇宙の果てまでとどく大きな声で祈らなくても、ちゃんと「天」にはとどきますから、安心してください。




いつでも、どこでも、だれでも、「主よ」と呼びかければ、その祈りは「天」に届く。

そのように、「主」とあなたを繋げているのが「聖霊」。

聖霊が働かれるからこそ、祈ることもできるのです。

いまあなたの周り、四方八方が壁にかこまれてふさがっているとしても、

「天」の扉はいつもあいている。いつでも「主よ」と祈れば、「主」「イエス・キリスト」とつながることができるのです。




これって、すごくないですか。

国の首相とか大統領への直通電話より、すごいじゃないですか。

「天におられるわたしたちの父」にいつでも、どこでもつながる祈りという回線を、

あなたは手に入れているのだから。



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