天の親の愛情

shuichifujii2012-08-30

昨日、酒田市内の幼稚園PTA連合の理事会があって、その帰りに、友人からもらっただだちゃ豆。この毛がだだちゃ豆の特徴らしい。おいしかった。

その時期に実ったもの、旬なものが、一番おいしいし、体にもよく、そして安い。

夏野菜は、熱い体を覚ましてくれるし、冬の野菜は体を温めてくれる。
神さまは、ちゃんとその時々にわたしたちに必要なものを実らせて、「ほれ、たべなはれ」と与えてくださっているんだな。
お母さんが、子どもの成長のために、栄養ばっちりのお弁当を作ってくれている気持ちと同じ。

でも、お母さんの愛情弁当も、毎日だとついつい、あたりまえに感じてしまうように、神さまの愛情と守りも、そんなのあたりまえじゃん、って慣れきって、喜びも、感謝も忘れて、愚痴ばっかいっていたりする。

 それは、自分が親になると、ちょっとだけ気がつく。とくに母親は、子どもたちが気がつかない所で、知らない所で、毎日いろいろと心を配っている。自分も、同じように親からそうしてもらったはずなのに、ちっとも気がつかずに、まるで、自分一人で生きてきたかのように、反抗期くらいになると、「うっせーんだよ」っていつもイライラしていたり、親に生意気なことを言ったりする。もちろん親の愛の不完全さの問題もあるけれど、自分が、愛され守られていることが信じられない不安の裏返しだったんだろうな。

 まあ、長い人生、いろいろあるけれども、とにかくここまで生かされてきたのは、天の親の愛と配慮だったんだと、どこかで気づいて、反抗期を卒業したら、だいぶ楽になるね。今までだって、自分一人で生きてきたわけじゃないし、周りの人に助けられ、こうして大地からのおいしい実りもいただいてきた。その背後には、目に見えない天の親の愛が確かにあったんだし、そして、これからも永遠にあるよ。あなたは神の子なんだから。大丈夫。天の親をちゃんと信じて、天の親孝行をしよう。

聖書でイエスさまが教えてくださったことの一つは、要するにそういうことなんじゃないかな。

マタイによる福音書5:45
「あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。