豊かな実りを信じて

 昨日は午前中お祈り会。毎週のお祈り会では、リックウォレンの「人生の5つの目的」を読み進めてきました。全部で40課。つまり40週、約10ヵ月間。

 その間、わたしは何度か出張で出席できない時がありましたが、全部出席して読みとおしたのは妻。つづいて、一回だけ都合で来られなかった、お近くに住むIさんが準皆勤賞。

 それぞれにこの10カ月の御言葉の学びを通して、沢山の気づきと、励まし、何が大切なことなのか、どこにポイントをあわせるべきなのか、それぞれにとっての人生の目的を発見、確認する素晴らしいプロセスを、自分一人だけではなく、だれかと一緒に分かち合うという豊かな体験をさせていただくことができました。感謝です。

 ここで得た恵みが、これからどのように実っていくか楽しみです。

 私が以前音楽の仕事をしていた時、仲間のオーボエ奏者は、楽器の練習よりも、いつもリード(二枚の薄い木の板)を、自分の手で削ってばかりいました。いい音が鳴る良いリードを削る時間を惜しんで、いい加減なリードのままで、いくら楽器の練習をしても決して良い演奏は出来ないからです。

 また、目の前の木を切ることで疲れ、時間がないからと斧を研がないので、ますます木を切るのに疲れてしまうきこりの話は有名です。それはほかでもない、自分のこと。

 目の前のことに追われ、なんとなく過ぎ去ってしまいやすい日々のなかで、定期的に時間を取り分け、自分を見つめ、聖書の知恵に教えられながら、限られた自分の時間と力を向けるべきところを確認していきたいものです。豊かな実りを信じて。