今日の黙想

箴言13章12節
「待ち続けるだけでは心が病む。かなえられた望みは命の木。」


「待ち続けるだけでは心が病む。」

 ただ待ちつづけるだけでは、なにも起こらず、心さえも病んでしまう。
小さなことでいいし、「こんなこと」と思う事でもいいから、今、自分にできることをやってみることは大切。
神様は、その小さな一歩を用いて、事をおこしてくださるのだから。
「以前もやってみたけれども、だめだったじゃないか」
「こんなことをやり続けたって、意味がない、なんにもならない」という思いは、すでに心が病み始めているということかもしれない。


「かなえられた望みは命の木」
 口語訳聖書では、「願いがかなうときは、命の木を得たようだ」となっている。命の木という言葉のイメージ。命は神から流れてくるもの。その豊かさ。

「望みがかなえられる」ということは、その望みをかなえてくださるお方、「主」の命の豊かさを、愛の深さを知らされていく事にほかならない。


 ただ待っているのでは心が病んでいく。自分から小さな一歩踏み出すなら、望みをかなえてくださる主の愛を知る事ができる。その主の愛を感じて生きるところに、健やかなる心もある。