足台

 今日の礼拝は時間になってもだれもいらっしゃらないので、夫婦で始めました。


少し寂しさを感じながら。

 いつものように礼拝のなかで、一週間の分かち合いをして、二人で祈り、新しく作った賛美歌を歌い始めました。3番を歌い始めたくらいでしょうか、TRさんが教会にやってこられました。感謝。


 ご一緒に新しい賛美歌を歌い、過ぎた一週間の恵みを分かち合い、祈りを合わせました。


 話の中で、TRさんも最近学校の関係で曲を作らなければならなくなったことをうかがいました。アレンジなど、編曲は数多く手がけてきたTRさんも「作曲は別物ですね」と言われます。そして「なにもないところから生み出すことは本当に大変。そしてこの教会もなにもなかったのですよ」といわれます。


 ちょっと元気のなかったわたしを、TRさんはいつもうまいタイミングで励ましてくださいます。


 そういえば、ちょうど一年前、以前の小さな借家で教会をすることに行き詰りを感じていた時も、TRさんが励ましてくださったことを思い起こします。そのあと、しばらくして、不思議に現在の建物が見つかったわけでした。


 行き詰まりや苦難は、次のステップに上がるために神さまが備えられた足台でしょう。ただ、一人ではなかなかうまくその足台を踏み越えられないものです。

 支え励ましてくださる方々のご愛によって、一つ一つ、踏み越えさせていただけることを信じて、感謝です。