今日の黙想

「説教者の、一番鋭く、一番力強い説教は、自分自身に向かって語られるべきです。彼のもっとも困難で、デリケートな、骨のおれる、そして徹底的な働きは、自分自身に対する働きであるべきです。12弟子の訓練は、むつかしい、忍耐のいる仕事でした。説教者は説教を作るのではなく、人をつくり、聖徒を作るのです。そして自分自身を良き人また聖徒とすることができた人であってはじめて、この働きのために良く訓練された人といえるのです」祈りの力p11


 神の御言葉の説教は、まず、自分が聴き、自分が悔い改め、自分が作り変えられていくものでないのなら、それは単なる「お説教」であって、説教ではないのだと思う。


「神の言葉は生きており、力を発揮し、どんな両刃の剣よりも鋭く、精神と霊、関節と骨髄とを切り離すほどに刺し通して、心の思いや考えを見分けることができるからです。」(ヘブライ人4章12節)