明日ではなく、今日

 5月は、新緑の季節。新しく芽生えた命が、躍動を始めるこの時。しかし、ミャンマーや中国で、その命のはかなさを思い知らされる、悲しい災害が引き続いて起こっています。
 新緑の若葉のように、新しい人生を歩み始めたばかりの命もあったでしょう。これからどのように生きていこうかと、希望に満ちていた人々の、「明日」が突然奪われるということが、人生には起こるのです。そしてそれは他人の事ではなく、私たちもまた、「明日」も必ず生きているとはいえない存在です。当たり前にやってくると思っていた「明日」がやってこなくなる日が、いつか必ずやってきます。

 ですから、明日ではなく、今日。イエスさまを信じて、永遠の命の希望をいただきたいのです。


「イエスは言われた。「光は、いましばらく、あなたがたの間にある。暗闇に追いつかれないように、光のあるうちに歩きなさい。暗闇の中を歩く者は、自分がどこへ行くのか分からない。

光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」(ヨハネによる福音書12章35節36節)