言ってもらえる人

だれかと議論をして、
批判や、問題を指摘されることは、
自分が持っていなかった知識や視点への、気づきをあたえられることなのだから、
実はそれは、尊い価値を、手に入れるという、営みなんです。
ところが、自分の意見を批判されることについて、
それがまるで、「自分の存在価値」への否定ととらえてしまう
マインドセット」がされている人は、
「意見」への批判と、「自分の存在」への否定を、混同して、
「怒り」という感情を湧き立たせて、「自己弁護」や、批判者に対する「そういうあなたはどうなのよ」という、応答をすることになり
結局、やがてだれからも、批判してもられなくなり、
尊い宝を手に入れることができなくなってしまうのです。