わたしにとって「福音」とは
人を、「弱者」と「強者」、「まずしいもの」と「金持ち」と単純に分け
弱いものの側に立って、強いものを批判し
あらたな分裂と対立を生み出すものではなく、
むしろ、弱者も強者も、ともにこの世界におかれた尊い人であることに目覚めさせ、
「自分のことだけ」というエゴや、
人を支配しなければ自分に価値がない、という劣等感から解放し
誰かを喜ばせることが、自分の喜びという生き方へと導き、
今よりももっと良い世界、分裂と対立のない、ともに生きる世界
「神の国」という究極のゴールに向けて、
地上に生きる短い人生を、一緒に汗を流そうと主イエスが招いてくださる、
喜びの知らせ。
というのが、わたしの理解なんだよね。