Love and Respect by Emerson Eggerichs より
・・私のオフィスで喧嘩をしはじめる夫婦に、私はこう尋ねます。
「まってください。○○さん。ちょっとお聞きしますが、奥さんは基本的に善意の人だと思いますか。安心してお子さんをまかせられますか」
「もちろんです」
「奥さん、ご主人は基本的に善意の人だと思いますか。安心してお子さんをまかせられますか」
「ええもちろん」
「では、いったいどうして善意のお二人が、こうまでお互いをけなし合うのです」夫婦はそろって私を見つめます。
「教えてください。ケンカがケンカを呼び、なぜケンカしているのかもわからないことが多いのです」といわんばかりに。私は、お互いの暗号を解読する必要があるのですと説明します。妻が文句を言い、批判し、涙を流すのは、「愛されたい」というメッセージです。
夫が粗暴に話したり、口を閉じるのは、「尊敬されたい」というメッセージです。
相手の言葉の暗号を読み解いて、その必要に応えてあげられたら、自分の必要も満たされるのですね。
幸いな夫婦、家庭の原則は、単純なのです。
「妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。」エフェソ5:33