いつ真実を語ろうか

 最近、サンタクロースを無理に子どもに信じさせることはないなと思った。
 知り合いの人が、最近、小学生になる自分の子どもに、サンタは実は嘘なんだと語ったら、信じ切っていたその子が、ものすごいショックを受けてしまったと聞いたからだ。
 これは、夢があるとか、夢がないとかそういう話じゃなくて、プレゼントまで使って、嘘をつき続けることが、単純に良くないことのように思ったという話なんです。
 いつか必ずばれる嘘(夢とも言う)を、なんで子どもにつかなければならないんだろう。プレゼントなら親が子どもに直接渡してあげた方が、親の愛が子どもに伝わっていいでしょうに、さらに、クリスチャンの親としては、せっかく子どもに神さまのことや、イエス・キリストのことを語っても、いつか同じように親が語っていたサンタが嘘だったと知って、同じレベルで、「どうせ神さまも嘘でしょ」となったら困るわけですよ。
 とはいっても、幼稚園の周りの子どもたちがサンタを信じきっている現状で、うちの子にもしサンタの真実を告げてしまったら、すぐに得意顔で周りの子達に言いふらして、子どもたちの父母から「うちの子の夢を壊された」とクレームがつくだろうしなぁ。
 うーん、卒園までまつか。