インサイドヘッド

 夏休みに入った中学の息子と、ピクサーの最新作「インサイドヘッド」を見ました。

「よろこび」ちゃんとか「かなみし」ちゃん。「怒り」くん。「びびり」くんという感情を表すキャラクターが、主人公の少女が体験するさまざまな出来事を、彼女の頭の中でそれぞれの感情として表現したり、記憶に残しているという設定のアニメーション。


 出来事が解釈されて、感情となっていく様とか、その感情の記憶がつみかさなって、その人を形造っているとか・・・

大人が見てもたのしめる、というか、ディズニーのアニメだけれど、こどもには難しいかも、というセリフも沢山出てきます。


人は思考によって行動するというより、出来事を解釈して、湧き上がってきた感情によって、行動が引き起こされているという、大切な原理が表現されていて、人間関係論的にも、興味深い内容だったな。