完璧じゃなくていい

shuichifujii2013-09-25

真面目な人ほど、理想を求め、完璧さを求める傾向がある。
使命に向かいたい純粋な思いが、気づくと完璧主義になっている。
完璧主義は人を不幸にする。
完璧主義に陥ると失敗ばかりが目につくようになる。常に満足できなくなる。
完璧にできないことはやらなくなる。
他人が完璧にできないことを批判したくなる。
完璧にになろうという思いは、がんばろうという思いになり、自分ががんばろうという思いは自己中心的。
人は神さまの最高傑作だが、完璧にはできないことも理解し受け入れることが大切。
自分の命は自分の努力で手に入れたわけではない。天からあたえられ、生かされている。
自分がやるべきことはしっかりやるが、天に任せるところは任せるバランスが大切。
人は神ではない。すべてをコントロールなどできない。してはならない。
ルーズで良いということではないが、どうでもよいことにはこだわらない寛容さ。
こだわるべきことの優先順位をちゃんと持っておく。
料理がまずいと怒って、大切な人との関係を壊すなら、こだわるべき優先順位のポイントがずれている。料理より人のほうが大事。

神ではない、完璧でもない人間同士が、
なおゆるし合って、ささえあって共に生きようとするからこそ、神の造ったこの世界は完璧に美しい。