今日の夕食は孟宗（もうそう）汁。孟宗とはタケノコのことですけれども、東京ではタケノコを「もうそう」とはあまりいいませんね。ついでに、こちらでは「あぶら揚げ」というと、東京でいう「厚揚げ（豆腐を揚げたもの）」のことで、東京でいう「あぶら揚げ（きつねうどんにはいっているやつ）」は、こちらでは「うす揚げ」というのです。うーんややっこしいのー。
孟宗汁は庄内の郷土料理なんですね。「ト一屋」（酒田では知らない人はいないスーパー）にいくと、まだゆでていない「孟宗」が沢山置いてあって、孟宗汁の作り方を書いた紙も置いてあります。孟宗は、酒田ではこれからが旬で5月の「酒田祭り」では祭りのごちそうとしてかかせないらしいです。
作り方はこの通り
①酒粕を日本酒で溶いておきます
②鍋にかつおだし、食べやすい大きさに切ったタケノコを入れ中火で煮ます。
③煮立ったら、酒で溶いた酒粕と一口大に切った油揚げ（東京の厚揚げのこと）、しいたけを入れます。しいたけに火が通ったら味噌を溶き入れます。
④お好みで豚肉、岩のり等を加えてできあがり。
