クリスマスの集いをホテルの一室で

 10年前から、酒田の開拓伝道が始まって、最初はホテルの会議室を借りて、新聞折り込みのチラシをまいて、東北の各教会が持ち回りで月に二回ほどの集会をしていました。話に聞くと、その当時、チラシをみて集会にきたかたが何人かいたのです。しかし、毎回違う教会の方が奉仕に来られるので、求道者の方の出席が続かないという問題が残りました。そこで、前任の民家先生が赴任され、借家を借りるようになり、ホテルでの集会はやらなくなったのですが、それからはいくらチラシをまいても、借家の伝道所を訪ねる人はいなくなりました。

 以上の経緯から、わたしは一つの仮説を立ててみます。つまり、ホテルという公の場所にくらべ、「教会」しかも「借家」での集会に足を運ぶことは、かなり心理的なブレーキがかかるのではないか。
 ならば、たまには以前のようにホテルの会議室を借りた集会を行ったらどうか。そこで新しく来てくださる方と出会って、次には借家の教会にお誘いしたら、来やすいのではないか。という仮説です。

 その仮説に基づいて、今年のクリスマスは23日(土)午後から、以前借りたことのあるホテルの会議室を借りて、クリスマスの集いをしたいと思います。求道者のMさん御夫妻は、「この借家には知り合いを誘いにくいなあ」と言われたのを聞いたことがありますが、ホテルなら誘いやすいでしょう。教会の看板を立ててくれた看板やさんや、近くのパーマーやさん、お隣さん、以前ホテルでの集会に来たことのある方々なども、「ホテルなら」と来てくれるかもしれないですし。とにかくやってみよー。