忙しいから

「忙しすぎる。これはおそらく、(祈らないことに対する)まず最初に考えつくいいわけでしょう。忙しさは、正当な理由のように見えますが、私たちは神との交わりや人間関係などよりも、自分の職業、経歴、専門といったもので自分のアイデンティティを保つことができると思いこみやすいものです。それは現代人の生活が歪んでいるからです・・・・忙しさは、私たちの真の創造性よりも、むしろ内面の不安の表れです。さらには、自分が本当はなにを優先して生きているかをよく反映しています。それは、「祈れ、そして働け」というリズムで生きていた中世の修道士たちの優先順位とは、明らかに異なります。」
「神との友情」P.19(ジェームス・フーストン)