雨にもまけず

 宮沢賢治は法華教信者、日蓮宗の人でしたが彼の「雨にも負けず、風にも負けず・・・ そういう者に私はなりたい」という有名な詩のモデルになったのは、斉藤宗次郎というクリスチャンだったそうですね。今、斉藤宗次郎という名前を知っている人はほとんどいないでしょうけれども、「雨にもまけず」という詩によってその存在は語り継がれていることの不思議を思います。彼のように名も知れず、聖書の教えに生き抜いた人はほかにも沢山いるわけですけれども、その一人一人の人生も、神様にあって、決して無駄に終わることはないと、改めて思わされます。