焦って口を開くな

今日の黙想
コヘレト5章

「焦って口を開き、心せいて
神の前に言葉をだそうとするな。
神は天にいまし、あなたは地上にいる
言葉数をすくなくせよ。」1節

焦るのは、天ではなく地を見つめているときなのだろう

焦ると口を開くもの。

あの人に、はやくこれを言わなければとか

はやくこうしてくれと、言いたくなったり。

はやく はやく

でも、それは時計で計るような「時」しか見ていない。

ギリシャ語でいう「クロノス」という「時」

でも、神は時期にかなった「時」に、出来事をおこされる

ギリシャ語でいう「カイロス」という「時」

カイロス」がくれば、ことは起こる。

焦って口を開くことはない。


「また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思いこんでいる。」マタイによる福音書6章7節