母の諭し

今日の黙想
箴言31章

「レムエルよ
王たるものにふさわしくない
酒を飲むことは、王たるものにふさわしくない
強い酒を求めることは
君たるものにふさわしくない。
飲めば義務を忘れ
貧しいものの訴えを曲げるであろう」4節〜5節


マサの王レムエルが母から受けた諭しの言葉 とある。

指導者は、セルフコントロールが重要な資質

自分の欲望、自我に支配されているものは、人の上に立ってはならないという諭しだろう

王は権力をもつ支配者のようだけれども、自分自身の欲望の奴隷になっているなら、それは本当の王とはいえない、といういい方もできる

王には、貧しいものの訴えを聞く義務があると、レムエル王の母は諭している。

いい母親だなぁ。

自分の欲望、自我の奴隷にならぬように

弱きもの、貧しきものと、寄り添うようにと、

子を諭す親の一言が、

良い指導者を育て、

ひいては、この世界をよきものへと変えていくのだろう