自分で自分をほめない

 今日の黙想
箴言27章

「自分の口で自分をほめず、他人にほめてもらえ。
自分の唇でではなく、異邦人にほめてもらえ」2節

人はだれでも、ほめられたいもの。ほめられたいという思いを、否定することはない

それは「愛されたい」「認められたい」という人として自然な欲求だから

でも、自分で自分をほめるというのは、どういう状態なのだろう。

そこには関係性がない。愛の流れがない。自分の中だけに閉じこもっている感じがする。

誰かを大切にする。誰かをほめる。そうやって自分から愛が流れるとき、

その愛の流れがめぐりめぐって、自分をも潤すということがあるんじゃないかな。

当時のユダヤ人からすれば、けがれていると見下しコミュニケーションを断っていた「異邦人にほめてもらえ」というのは、

そう考えるとすごい言葉。そこに至るまで、愛が流れ流れ、繋がって、敵も味方もなく、お互いに「素晴らしいですねー」ってほめ合う関係がうまれたら、

そこは「神の国」がやってきているでしょう。