人の悩みを聞くなかで、感じるのは、
その人の「考え方」が、結局、自分自身を苦しめているということ
その「考え方」が、他者との関わりの中で、自分の行動を生みだすし、
その「考え方」が、様々な出来事を解釈するのだから。
状況を変えたいと願うなら、
むしろ「考え方」が変わると、やがて結果として状況も変わっていくものなんです。
でも、その単なる「考え方」なのに、それが「自分自身」になってしまっていると、
「考え方」を変えることが、「自分自身」を否定することになると思って、
自分の「考え方」に固執し、頑なになり、結果として、自分自身を苦しめていくんだよね。
自分自身を救い、解放してあげるためにも、
自分の外からの言葉と出会って、
自分のその「考え方」が問われて、
まず、自分自身と、自分の「考え方」は、別なんだということに気づき、
自分を縛りつけていた、その自分の「考え方」を、
自分を解放し、他者とともに生きていくための「考え方」へと
チェンジしていく、ことなんだよね。