教会は、天地万物を造られた神さまを、イエスキリストを通して礼拝するための集まりですから、
宗教団体であって、政治団体ではないんですね。
政治というのは、
どうしても、
自らの信じる政治的立場を主張する者、団体同士の、
正義と正義の戦いの場になるでしょう。
しかし教会は、宗教団体であって、政治団体ではないから、
どのような政治的立場の人も、
イエスさまが、平和のうちに、共にいられるようにしてくださる現場
教会とは、イエスキリストを真ん中に、
すべての人を愛し、命を与えた神を、共に礼拝する現場だから。
自らを絶対とする罪から、解放させられ
お互いは、敵ではなく、神に愛されている子同士であることに目覚め、
受け入れあって、神の国の平和のあることを、その希望を証していく
現場なのだから。
かつてイエスさまが、その弟子の中に、
ローマの支配に協力し、国や仲間の裏切り者と呼ばれていた、徴税人出身のマタイも、
打倒ローマを企てていた熱烈な愛国者、熱心党出身のシモンも
共に生きる仲間へと、招いてくださったことに
まさに示されているように。