運動をしないと病気になりやすい?

shuichifujii2014-06-09


細胞の中にはミトコンドリアがある。(体重の10パーセントはミトコンドリア

細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、あるいは間接的にミトコンドリアから供給。

そして、エネルギーの必要性に応じて、ミトコンドリアの量も決まる。

運動しなければ、ミトコンドリアも減少する。

たとえるなら、ミトコンドリアはエンジン

グルコース脂肪酸はガソリン。

ミトコンドリアは、酸素と栄養(ガソリン)を使って、電気的エネルギーをつくりだす。

だから、ミトコンドリアが減少している人が急に運動すると、酸素不足となり、呼吸が荒くなり、心拍数が上がる。

そして、ミトコンドリアの質と量が大切。
ミトコンドリアの質が悪いとは、エンジンの燃費が悪く、排気ガス活性酸素)が多いということ。

活性酸素フリーラジカル)は細胞と遺伝子(細胞の設計図)を傷つける。
遺伝子が傷ついていると、細胞が生まれ変わる時、コピーミスを起こし、間違った細胞が生まれつづけて、やがて癌になったりする。

また、ミトコンドリアは、筋肉と脳細胞に集中している。

ミトコンドリア不良が起こると、脳に対する問題がおこる。

アルツハイマーうつ病不眠症

運動によって、血液を脳に送る。

一日5分でもいいから、エクササイズをする。

ただ、間違った運動をしてはいけない。

間違った運動とは、だらだらと長時間、やり続ける運動。

ラソン、ジョギング。遠泳など・・・

長い時間の運動は、慢性ストレス。

コレチゾールの分泌。血糖値が上がりインシュリン過剰となる。

アメリカで最初にジョギングを提唱した人は、ジョギングの途中、心筋梗塞でなくなる。

長い運動は、筋肉からアミノ酸を奪い、筋肉が失われる。

運動は、だらだらしない。

短い時間(5分〜20分)で、ぱっと。