細胞の中にはミトコンドリアがある。(体重の10パーセントはミトコンドリア)
細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、あるいは間接的にミトコンドリアから供給。
そして、エネルギーの必要性に応じて、ミトコンドリアの量も決まる。
運動しなければ、ミトコンドリアも減少する。
たとえるなら、ミトコンドリアはエンジン
ミトコンドリアは、酸素と栄養(ガソリン)を使って、電気的エネルギーをつくりだす。
だから、ミトコンドリアが減少している人が急に運動すると、酸素不足となり、呼吸が荒くなり、心拍数が上がる。
そして、ミトコンドリアの質と量が大切。
ミトコンドリアの質が悪いとは、エンジンの燃費が悪く、排気ガス(活性酸素)が多いということ。
活性酸素(フリーラジカル)は細胞と遺伝子(細胞の設計図)を傷つける。
遺伝子が傷ついていると、細胞が生まれ変わる時、コピーミスを起こし、間違った細胞が生まれつづけて、やがて癌になったりする。
また、ミトコンドリアは、筋肉と脳細胞に集中している。
ミトコンドリア不良が起こると、脳に対する問題がおこる。
運動によって、血液を脳に送る。
一日5分でもいいから、エクササイズをする。
ただ、間違った運動をしてはいけない。
間違った運動とは、だらだらと長時間、やり続ける運動。
マラソン、ジョギング。遠泳など・・・
長い時間の運動は、慢性ストレス。
コレチゾールの分泌。血糖値が上がりインシュリン過剰となる。
アメリカで最初にジョギングを提唱した人は、ジョギングの途中、心筋梗塞でなくなる。
長い運動は、筋肉からアミノ酸を奪い、筋肉が失われる。
運動は、だらだらしない。
短い時間(5分〜20分)で、ぱっと。