「釣りを始めたんです」

shuichifujii2014-04-14

実は、生きた魚を、手で触ることさえできなかった(実は、いまでもむつかしいかも(~_~))そんな魚へのトラウマがある、臆病者のわたしが、どういうわけか、息子のパパ友から、釣りを教えてもらうことになったんです。
正直、魚が釣れたら、すこしは食費を浮かせるかなという、なんともあさましい気持ちが、わたしの背中を押したんですけどね。
でも、全くの素人が、釣りを始めるって、本当にハードルが高いってことを、おもいしりましたよ。なにしろ、ロットって何、ラインって何、ルアーって何、ってレベルですからね。
ひとりで、釣具屋に行っても、そこに書いてある単語の意味がまずわからない。でも、分からないからって、40過ぎたおじさんは、はずかしくって、これなんていみですかぁ、って店員さんになかなか聞けないものなんですよ。
そんなわたしのために、時間をとってくれて、釣り歴30年以上のパパ友が、中古屋の釣具屋さんにつきあってくれて、とにかく安くて、とりあえず今の時期の魚が釣れる釣りができる道具を、選んでくれて、糸の結び方からなにから教えてくれたんですね。それで、その夜、さっそく近くの港に、彼と一緒に、メバルを釣りに行きました。
針に、ワームという疑似餌をつける付け方から、糸の結び方まで、ほんと、素人には未知の世界。リールの使い方も、教わったけれども、あらためて、「こりゃ、絶対おしえてもらわなかったら、わたしは100年かかっても、無理だ」と思いましたね。
釣りは、友達から教えてもらうのが一番です(^_^)
港のヨットが留めてある所で、まずは投げ方を教わり、底の方にいる根魚の釣り方を学びました。疑似餌であるワームを海底にまで垂らすんですよ。メバルとかソイって、底の方にいる魚だから。それを根魚っていうんですね。そして、餌だと思わせるように、動かす動かし方もおそわりました。まあ、いきなり、わたしにそんな高等テクニックができるわけないんですけど。
結局、その日は、彼が一匹引っかけてくれた黒ソイを、わたしに引き揚げさてくれて、さも自分が釣ったようにして、家に持って帰り、ありがたく、その一匹を煮付けにして、家族で回し食べしました。
おいしいって、食べてくれる家族の姿を見ると、嬉しいものですね。
よし、練習して、自分ひとりで釣ってくるぞ。
今日の夕食後、いそいそと出かけようとするわたしに、妻からも、「よろしくね」とエールが。

なんだか、狩りにいく男の気分。

「でもあなた、釣った魚の口から、糸外せるの?」「怖くて、そのままもってかえってくるんじゃないの」とさんざん言われたんですけど(~_~メ)


それでも、今日の夜、1時間ほど港に行ってみたわけですよ。
で、まあ練習、練習。
そのうち釣れるさ、きっとね(*^_^*)