適量のわさび

shuichifujii2014-01-15

 寿司のにぎりには、ちょっとだけワサビがつくことで、味が引き立つでしょう。

 ワサビって、ほんのちょっとなのに強い刺激で涙がでる。そんなものをなんでつけるのかと思うけれど、ワサビがつくとおいしい。ワサビがつかないと、なんだか味に締りもない。

 出来れば人生。何事もなく平穏無事に、涙を流すようなこともなく過ごしたいと思うもの。でも、それでは味気ない。

 涙はでるけど、ワサビがつくとネタがおいしくなるように、人生に涙を流す試練があるのは、味のある人生とするための神さまのお考えなのかも。

そうはいっても、全部わさびでは、とても食べられない。ワサビには適量がある。

 神さまは、その人その人の人生が、美味しい人生になるための、それぞれのワサビの具合を、だれよりも知っておられるにちがいないのだ。



新約聖書
1コリント10章13節
「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」