夏のキャンプにむけて

shuichifujii2013-06-01

 毎年教会のこどもキャンプを鳥海高原家族旅行村で行っています。

今年はわたしたちのキャンプに、東北の仲間の教会のこどもキャンプ(小羊会キャンプ)が合同するということになり、早くから一緒に準備を進めています。

今年のテーマは「自然と遊ぼう」
聖書の御言葉は創世記1章31節
「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」

です。

お母さん会などでお世話になっている友人のEさんに、そこにある木々や草花、生き物などの自然を意識し心を向けさせる「ネイチャーゲーム」をしていただくことになり、今日はご一緒に下見にお付き合い頂きました。

現代の子育てのほとんどの時間が、施設のなか、建物の中で行われているという不自然さ。そのことにある講演で気付かされたことが「ネイチャーゲーム」を学ぶきっかけになったとEさんから伺い、考えさせられました。

 ただ、聖書の信仰は、自然と神を同一視するアミニズムとは違い、自然もまた創造主、神の愛によって存在する良いものととらえます。

「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」

自然も、そしてその中で生きる人間も、本来神が造られた良いもの。その神さまの愛によって存在する良いものを、良いものとしてちゃんと受け止め、そのすばらしさを喜び、味わうなかで、今すでに、神さまの愛によって生かされている「自分自身」の素晴らしさをも再発見する、そんなキャンプになったら素晴らしいなぁと思います。


今回の下見には、4月に山形教会の牧師として赴任された杉山先生も来て下さったのですが、歩きながら先生とお話していたら、杉山先生は農学部出身だとわかり、その場でキャンプの夜におこなう集会での、子どもたちへの聖書のお話をお願いいたしました。自然のなかにあふれている神さまの愛を語ってくださるのにふさわしい杉山先生との出会いも、不思議なお導きです。